漫画てれび＞No Use Theaterはじめに

OF NO USE=「意味のない、用をなさない、使い道のない」

NO USE THEATER（使い道のない劇場）は、NO USE PERSONS（使い道のない人間）による劇場である。

￥1000のスーパーで売っているスニーカーをはいて街をうろうろしているおじさん、ろくに働きもしないフィギュアが恋人のおにいちゃん。ソロバン。横断歩道で黄色い旗を振るおばあちゃん。電源のないコンピュータ。街角でひとりサバイバルごっこに浸る3才児。

彼ら彼女らは、社会において特に必要ない存在だ。いってみれば、いてもいなくてもいい存在。

私は何故かそういう存在にひかれる。

私自身が使い道のない人間だからなのかもしれない。

使い道のない人間による使い道のない劇場。

ブレーメンの音楽隊のように、彼等は使い道のない音楽を鳴らす。

使い道のない者たちの宴は永遠に続く。

あなたが、無駄のない人生に疲れたら、ちょっとこのサイトに寄ってやってほしい。

NO USE THEATERでは、こいつら（NO USE PERSONS）がいつだってたのしく踊り狂っているのだから。

げらかいと

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